教えてもらった「matcha LOVE」。キャップに抹茶が入っている設計に、茶道好きが唸った

ここでひとつ、カミングアウトを。僕、抹茶と茶道が好きです。お点前の所作の美しさも、あの少し苦くて深い一服も、以前から好きなんですが、知識は薄いです笑

そんな僕に、先日教えてもらったのが、伊藤園の「matcha LOVE」。無糖・国産抹茶100%のペットボトル抹茶なのですが、面白いのはここからです。キャップの中に抹茶の粉が入っていて、飲む直前にボトルを振って「点てる」んです。茶筅の代わりにシェイク。いつでもどこでも、点てたての抹茶(≧∀≦)

「淹れたてが命」を、設計で解決している

茶道好きとして、そして仕組み好きとして、この設計には唸りました。抹茶の弱点は、点ててから時間が経つと風味も色も落ちてしまうこと。ふつうに考えたら「ペットボトル抹茶」とは相性が悪いはずです。それをこの商品は、「混ぜる工程を、飲む人の手元まで遅らせる」という一手で解決している。粉と水を分けて保存して、最後の最後に合流させる。弱点を我慢するのでも、高い技術で無理やり抑え込むのでもなく、工程の順番を変えるだけで消してしまう——見事な発明だと思います。

実はこれ、僕たちがシステム開発でいつも考えていることと同じなんです。問題は正面から機能で叩くより、仕事の流れの設計を変えた方が、あっさり消えることが多い。「どの順番でやるか」は、それ自体が技術なんですよね。

それにしても、ビッグイシューのときもそうでしたが、良いものはいつも「教えてもらって」やってきます。教えたくなるものを作る人と、素直に教わる自分。その両方でいたいものです。今日は祝日、点てたての一本でひと休みします(≧∀≦)

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