仕事中にふと湧いてくる「めんどうだな……」という気持ち。あれ、押し殺さないでください。IT屋から見ると、あの一瞬の感情は「ここをシステム化すると楽になりますよ」という体からのお知らせなんです。

「めんどう」は、繰り返しにしか湧かない感情
考えてみると面白いのですが、初めてやる仕事に「めんどうだな」とはあまり思いません。緊張はしても、めんどうとは感じない。「めんどう」は、同じことを何度もやっているときにだけ湧いてくる感情です。つまり——
「めんどうだな」と感じた = その作業は繰り返しである = 機械に渡せる仕事の条件を満たしている。
先週「仕分けの基準は『同じ手順を繰り返しているか』」と書きましたが、頭で仕分けなくても、実は感情が先に教えてくれているんですね。センサーは全社員に標準装備済みです(≧∀≦)
今日からできる「めんどうメモ」
やり方は簡単です。
- ① 1週間、「めんどうだな」と思った瞬間にメモする——紙でもスマホでも。「請求書の転記」「毎朝の在庫数え」と一言でOK
- ② 社員にも同じことをしてもらう——「めんどうと思ったら教えて」と言うだけ。愚痴が資産に変わります
- ③ 週末に見返して、回数の多い順に並べる——それがそのまま、御社のシステム化候補リストです
仕事の見える化3ステップのような本格的な棚卸しの前に、まずこの「感情ベースの棚卸し」から入ると、現場の納得感が全然違います。なにせ全員が「それめんどうだと思ってた!」という作業から手を付けるわけですから。
リストができたら、あとは僕たちの出番です。上位のいくつかは既製のツールで消えますし、御社専用の形が要るものはWebシステム化ならお任せください。「これ、システムにできますか?」の一言から、お気軽にどうぞ。ちなみにこの黒板の毎日更新も、「めんどうだな」を仕組みで消しまくった結果、10年続いています(≧∀≦)