「社長、この見積もりどうしますか?」 「A案とB案、どっちで進めましょう?」 「来月のシフト、承認お願いします」
経営者の皆さん、毎日何回「決断」をしていますか? 人間の脳が1日にできる正常な決断の回数には、限界があるそうです(これを「決断疲れ」と呼びます)。
夕方になると頭が働かなくなるのは、体力の問題ではなく、どうでもいい細かい決断で脳のエネルギーを使い果たしてしまっているからかもしれません。
だからこそ、僕は黒板にこう書きました。
「決断の数を減らそう」

スティーブ・ジョブズが毎日同じ服を着ていた理由。
有名な話ですが、Appleの創業者スティーブ・ジョブズは、毎日同じ黒のタートルネックとジーンズを着ていました。 これは「今日なにを着ようか?」という小さな決断を排除し、その分の脳のメモリを製品開発などの「重要な決断」に使うためだと言われています。
僕たちも同じです。あれもこれもやりたいと願うなら、些末な判断にいちいち悩んでいる暇はありません。
「毎回悩む」のではなく、「一度ルールを決めてシステムに守らせる」。
では、どうやって決断を減らすか。 答えは、「自動化(システム化)」です。
例えば、在庫の発注。 「そろそろ減ってきたかな? まだ大丈夫かな?」と毎回悩んで決めるのではなく、 「在庫が10個を切ったら、自動で50個発注する」 というルールをシステムに組み込んでしまえば、あなたの決断回数は「ゼロ」になります。
- メールの振り分け
- 経費の承認フロー
- 日報の集計
これらは全て、一度ルールさえ決めてしまえば、あとはシステムが文句も言わず自動で処理してくれます。
あなたがやるべきは、「正解のない問い」への決断だけ。
そうして雑多な業務をシステムに任せることで、ようやく社長本来の仕事である「会社の未来を決める決断」に時間を使えるようになります。 これは、AIにもシステムにも代行できません。
「AI活用なんて…」と思っている方も、まずは「自分の脳を休ませるため」に、身近なルーチンワークから手放してみませんか?
「最近、判断力が鈍っている気がする…」 そう感じたら、それは決断のしすぎかもしれません。 システムで自動化できる部分を一緒に洗い出して、脳のメモリをクリアにしましょう!