【要注意】AIで作ったツールが「負の遺産」に?便利すぎる時代の「システム乱立」を防ぐIT戦略

「ChatGPTを使って業務のひな形を作ってみた」 「ノーコードツールで、部署内の簡単なタスク管理アプリを作ってみた」

最近、ニュースやSNSでAIの活用法がたくさん紹介されるようになり、社内で自発的に新しいツールを試す方が増えてきました。現場のスタッフ様が「業務を効率化しよう」と工夫されるのは、会社にとって非常に素晴らしいことです。

しかし、その「便利さ」と「手軽さ」の裏に、中小企業を悩ませる新しい落とし穴(リスク)が潜んでいるのをご存知でしょうか?

思いつきで作る「野良システム」の恐怖

今日の黒板には、AI時代ならではの「あるある」であり、システムエンジニアとして強く警鐘を鳴らしたいテーマを書かせていただきました。

「AIに使い慣れてくると 何でも作ってしまいがち(≧∀≦)」

少し前の時代は、システムを作るには専門の会社に何百万円も払う必要がありました。しかし今は、AIや便利なツールを使えば、素人でも思いつきでサクッとシステムや自動化の仕組みを作れてしまいます。

「これも自動化しよう!」「あっちの業務もAIにやらせよう!」と、思いつきでどんどん作ってしまうと、後で全く収集がつかなくなるので要注意です!

「とりあえず作る」が引き起こす3つの悲劇

会社全体でのルール(設計図)がないまま、現場レベルで乱立した管理不能なシステムのことを、IT用語で「野良システム」「シャドーIT」と呼びます。これらは後々、以下のような大きな問題を引き起こします。

  1. 新たな「属人化」の発生(ブラックボックス化): 「AIにどんな指示(プロンプト)を出してこの結果を作っているのか?」「このアプリはどういう構造なのか?」が、作った本人にしか分からない状態になります。その人が退職したり異動したりした瞬間、誰も修正できない「負の遺産」と化してしまいます。
  2. データの分散と重複: 営業部はAというツールを使い、事務はBというツールを作り……と乱立すると、顧客データや社内情報があちこちに散らばり、「最新の正しいデータはどこにあるの?」と逆に探す手間が増えてしまいます。
  3. セキュリティと情報漏洩のリスク: 会社が把握していないAIツールに、顧客の個人情報や社外秘のデータを悪気なく入力してしまうなど、重大なセキュリティ事故に繋がる危険性があります。

ツールを作る前に「全体の設計図」を描こう

AIやITツールは、あくまで会社を良くするための「パーツ」です。家を建てる時に、設計図を持たずに思いつきで柱や壁を立て始めたら、いつか必ず崩れてしまいますよね。

ツールを作り始める前に、「会社全体として情報をどう管理するのか」「誰が使っても安全で、メンテナンスできる仕組みになっているか」という、全体最適の視点を持った設計図(ルール)を作ることが何よりも重要です。

「社内で色々なツールを導入しすぎて、もう誰が何を管理しているか分からない!」 「これからAIを安全に導入するための、社内ルール作りを手伝ってほしい」

そんな時は、株式会社アントロワにご相談ください。 御社の中に散らばっているツールや業務フローをプロの目線で整理整頓し、一部の人だけが分かる「野良システム」ではなく、会社全体の資産となる安全でスッキリとした「ITの設計図」を描くお手伝いをいたします!

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