最近、ニュースを見て思わず「えっ、ホテル!?」と驚いたプロジェクトがあります。

重要文化財である「旧奈良監獄」を、星野リゾートが高級ホテルとしてリノベーションするというこのニュース。お客様も「なんか凄そう(≧∀≦)」とおっしゃっていましたが、僕も一人のビジネスマンとして、この圧倒的な発想にものすごくワクワクしています。
実はこれ、中小企業の経営戦略においても非常に学びの多い「究極の視点の転換」なのです。
「負の遺産」を壊すのではなく、価値に変える。
普通に考えれば、「監獄」という場所はネガティブなイメージがあり、ホテルには最も不向きに思えます。普通なら取り壊して、新しいピカピカの建物を建てるでしょう。
しかし、彼らは違いました。その重厚な赤レンガ造りや、歴史的な背景を「他には絶対に真似できない唯一無二の魅力(価値)」へと転換(リブランディング)させたのです。
さて、これを御社のビジネスに置き換えてみましょう。 御社の中に「昔からの古い体制」や「非効率で面倒なアナログ業務」といった「負の遺産」はありませんか?
- 「ウチの業界は紙とFAXの文化が根強くて、IT化なんて無理だ」
- 「職人の手作業ばかりで、システムを入れる余地がない」
もしそう言って諦めているなら、それは星のやが「監獄なんてホテルにできない」と諦めるのと同じです。
古いアナログ業務を「究極の強み」に変えるITの魔法。
IT化やシステム導入というと、「古いものをすべて壊して、最新のデジタルに置き換えること」だと思われがちですが、それは違います。 本当のIT戦略とは、「残すべき人間臭いアナログ(価値)」を最大化するために、裏側の無駄を削ぎ落とすことです。
例えば、長年お客様と交わしてきた「手書きの手紙」や「対面での泥臭い営業」。 これを「非効率だから」とすべてメールやAIチャットボットに変えてしまえば、御社の「あたたかみ」という最大の魅力(価値)が死んでしまいます。
そうではなく、裏側の「在庫管理」や「請求書発行」「日報の集計」といったお客様に見えない部分だけを徹底的にシステム化(自動化)するのです。 そうして浮いた時間とコストを、すべて「お客様への手書きの手紙」や「対面での究極のおもてなし」に全振りする。
これこそが、古いアナログ文化を「他社には真似できない究極の武器」へと昇華させる、星のやのようなリブランディング戦略です。
御社の「奈良監獄」はどこですか?
「ウチの会社は古くてアナログだからダメだ」と卑下する必要は全くありません。 その古さの中にこそ、ダイヤの原石が眠っています。
「自社のどの部分を自動化して、どの部分のアナログを残すべきか」 もしその見極めに迷ったら、ITの専門家であり、客観的な視点を持つ僕たちアントロワにご相談ください。
御社の「負の遺産」を、誰もが驚く「最高の価値」へと生まれ変わらせる戦略を、一緒にワクワクしながら考えてみませんか?
▼ 星のや奈良監獄
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyanarakangoku/