
突然ですが、健康診断です。平日の夜に、友人との食事や映画の予定を、自信を持って入れられますか?
「たぶん行けるけど、当日にならないと分からない」——そう答えた方、多いと思います。今日の黒板に書いた「平日の夜に予定を入れられるようにしよう」は、働き方のスローガンのようでいて、実は会社の仕組みの健康状態を測る、いちばん簡単な指標なんです。
「何時に終わるか読めない」の正体
夜の予定が入れられないのは、仕事量が多いからだけではありません。終わり時間が「読めない」からです。そして読めなくする犯人は、だいたいこの2つ。
- 突発——急なトラブル、「あれどうなってる?」の確認、誰かの作業待ち。予定を壊すのはいつもこれ
- 繰り返し作業の積み残し——日中が突発で埋まり、転記や集計が夕方に残る。「今日中」が夜を食いつぶす
どちらも根性では解決しません。でも、仕組みでは解決できます。突発は「見える化」で減り(状況が共有されていれば「あれどうなってる?」の電話は激減します)、繰り返しは「自動化」で消える。手始めは仕事の見える化3ステップと「めんどうだな」メモ、このブログの定番コンビです。
「夜の予定」は、良い会社のバロメーター
社員が平日の夜に習い事を続けられる。子どもの行事に出られる。経営者が家族と食卓を囲める。それができる会社は、仕事の終わりが読める会社で、仕事の終わりが読める会社は、仕組みが整っている会社です。採用の場で「残業少なめ」と書くより、「うちは夜の予定が入れられる会社です」の方が、よほど伝わる気がしませんか。
きっちり仕事を終えるために、ITを活用する。それは仕事をサボるためではなく、仕事も人生も、両方ちゃんとやるためです。今夜あたり、何か予定を入れてみてください。入れられなかったら——その理由が、御社の次のIT化テーマです(≧∀≦)