AIで「作る」のは簡単になった。大変なのは「売れるもの・使えるもの」にするその先

まず、良いニュースから。AIのおかげで、「作る」のは本当に簡単になりました。アプリの試作品、業務ツール、ホームページ——昔なら数週間かかったものが、いまは数時間で「動くもの」ができてしまう。毎日AIと開発している身として、これは誇張ではありません。

でも今日の黒板には、その続きを書きました。それを「売れるもの」「使えるもの」にするのは、今も大変なんです。

「動くもの」と「使えるもの」の間にある壁

AIが数時間で作ってくれるのは、言わば「晴れの日に、想定通りの使い方をすれば動くもの」です。ところが現実の仕事では——

  • お客様が想定外の入力をする(空欄、変な日付、全角と半角…)
  • セキュリティの穴があれば、そこを突かれる
  • 既存の会計ソフトや在庫システムとつなぐ必要が出てくる
  • 導入した後も、直し続け、支え続ける人が要る

体感では、動くものを作るのが全体の1割、残りの9割がこの「仕上げと運用」です。料理に例えるなら、AIでレシピ通りの一皿は作れるようになった。でも毎日ブレずに提供して、お客様の苦情に対応して、保健所の基準を満たす——つまり「お店を開ける」のは別の仕事、という感覚に近いです。以前AIで作ったプログラムが動かないという相談の話を書きましたが、あの相談は今も増え続けています。

だから、役割分担が最強です

じゃあAIで作るのは無駄かというと、真逆です。試作品づくりはAIでどんどんやるべき。アイデアを形にして、社内で触ってみて、「これは良い」となってから仕上げをプロに任せる——この順番なら、昔より圧倒的に安く速く、確実なものが作れます。先週書いた仕分けの話と同じで、AIと人の得意分野を分けることが勝ち筋です。

僕たちアントロワがやっているのは、まさにこの「AI活用のその先」のお手伝いです。「AIで作ってみたけど、ここから先どうすれば?」——その相談、大歓迎です。作りかけの持ち込み、むしろ得意です(≧∀≦)

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